ジャック・ザ・リッパー

 英国犯罪史にその名を残す猟奇殺人事件の犯人。
1888年8月31日から11月9日までの約2ヶ月の間にイーストエンドのホワイトチャペル・ロード周辺で5人の売春婦を殺害。


4番目の犯行後、次に行う犯行内容の書かれた手紙が警察に届き宛名がジャック・ザ・リッパーだったことから「切り裂きジャック」と呼ばれるようになる。
警察は最も有力な5人の容疑者を再三取り調べたが決定的な証拠を挙げる事が出来ずに捜査は打ち切られ迷宮入りした。


8月31日 メアリ・アン・ニコルズ (42歳)
 喉や陰部を2回切り裂かれていた。
9月8日  アーニー・チャップマン (40代後半)
 喉を切り裂かれ、頭部と胴体は皮一枚で繋がっていた。
また、下腹部を切り裂かれ、子宮と膀胱が持ち去られていた。
9月30日 エリザベス・ギュスターフスドッター (44歳)
 喉を切り裂かれて殺害された。胴体は無傷。
9月30日 キャサリンエドウズ (43歳)
 鼻と右耳朶が切り取られ、子宮と左腎臓は持ち去られていた。
11月9日 メアリ・ケリー (25歳)
 足が切断され、切り取られた鼻と乳房はテーブルに並べられていた。
また、引きずり出された小腸が壁の絵の額縁に引っ掛けてあった。